アイドックは7月11日、企業向けファイル暗号化・配信サービス「HOGO Enterprise」を発売した。販売代理店である、シーティーシー・エスピーを通じて提供される。

「HOGO Enterprise」の仕組み

今回発売する「HOGO Enterprise」は、クラウド上でファイルを暗号化してから配信を行い、いつ・誰が・どこでファイルを開いたかが追跡できるサービス。アイドックが開発した機能を通じて、ファイルそのものに暗号・復号の仕組みを埋め込むことで、受信クライアント側ではエージェントソフト無しで閲覧できる点を特長としている。これにより、暗号化にかかる手間を減らし、どのような環境においても配信するファイルの機密レベルを一定に保つことが可能になるという。

対応ファイル形式は、PDF、Microsoft Office 2007以上(ワード、エクセル、パワーポイント)。月額料金は、1万8000円/10ユーザーライセンスから。初年度2000万円の販売を目標としている。