トヨタ自動車(トヨタ)は7月11日、カローラの生誕50年を記念し、カローラアクシオの特別仕様車「HYBRID G"50 Limited"」を9月1日より500台限定で発売すると発表した。価格は240万円。

初代カローラ(左)と今回発表された「HYBRID G"50 Limited"」

カローラは、「人目をひく、美しいスタイルのハイ・コンパクトカー」をイメージして「カローラ(ラテン語で花の冠の意)」と命名され、1966年に誕生。初代カローラは、クルマのあらゆる面で80点以上を実現すべきであるという「80点主義+α(アルファ)」の発想のもと開発され、「+α」として、クルマの走りのイメージを体現するために「赤色」の内装を組み合わせ、「スポーティさ」を追求した。また、カローラの車名の由来でもある「花の冠」をモチーフにしたエンブレムは、発売当時はカローラの象徴としてデザインされた。

今回の特別仕様車はカローラアクシオ「HYBRID G」をベースとし、初代カローラの特徴である赤の内装シートと花冠エンブレムを復刻。「赤」のスポーツシートは、同社のデザイン部で保管されてきた初代カローラのカラーサンプルをもとに往年の「赤」を現代の技術で忠実に再現し、シートをはじめとする内装に採用するとともに、ブラックと組み合わせて配置することでモダンでありながらスポーティな室内空間を創出した。また、花冠エンブレムをシートの背もたれやリヤ車名のエンブレム下に配置している。さらに、フロントロアグリルをドットパターンとし、Bi-Beam LEDヘッドランプを特別装備したほかタイヤサイズを185/55R16&アルミホイールとし、スタイリッシュなイメージを付与。外板色はホワイトパールクリスタルシャイン、ブラックマイカの2色を設定している。

初代カローラ