京王電鉄とサンリオエンターテイメントが取り組む京王多摩センター駅の駅装飾の完成に合わせ、京王多摩センター駅グランドオープンセレモニーが8日に開催された。サンリオピューロランドの最寄り駅のひとつとして、「電車を降りた瞬間からサンリオの世界観を感じてもらえる駅」に生まれ変わった。

京王多摩センター駅の改札前にステンドグラス風の天井照明が完成。京王多摩センター駅グランドオープンセレモニーが8日に開催された

セレモニーは同駅改札前に完成したステンドグラス風の天井照明の下で行われ、ハローキティ名誉駅長から京王電鉄相模原管区長の下川学氏へ記念プレートが贈呈された。改札前天井照明には、ハローキティ名誉駅長をはじめ、駅員姿のポムポムプリン(グループリーダー)、マイメロディ(お客様相談役)、シナモロール(忘れ物担当)、リトルツインスターズ(ホームの見回り担当)などのキャラクターがデザインされた。

駅装飾はおもにホーム階・コンコース階で行われ、ヨーロッパの街並みがモチーフという落ち着いた色調の装飾となった。改札前天井照明のほか、券売機やエレベーター、ホーム駅名看板、待合室、時計、自動販売機などの設備が濃紺やゴールド、ワインレッドの配色となり、各所にサンリオキャラクターやリボンのデザインも配した。

セレモニーにハローキティ名誉駅長らが登場。ホーム階・コンコース階の駅装飾も公開された

サンリオキャラクターのヘッドマーク付きラッピング車両が京王多摩センター駅に到着

京王電鉄は今年3月から、ハローキティ名誉駅長らサンリオキャラクターやリボンのデザインを車体にあしらったヘッドマーク付きラッピング車両(9000系1編成)を運行している。この日、セレモニー開催後の京王多摩センター駅にラッピング車両が到着する場面もあった。この車両は8月31日まで運行される予定となっている。

京王多摩センター駅では7月9日以降、駅装飾の完成を記念した記念入場券を順次発売。7月16日から8月31日までの期間限定で記念キャンペーンも行われ、抽選で10名にサンリオピューロランド年間パスポートが当たるとのことだ。キャンペーンの詳細は7月16日以降、特設ホームページに掲載される。