JR東日本高崎支社はこのほど、8年ぶりにSL車掌制服をリニューアルすると発表した。7月16日に「制服新旧引継ぎイベント」を開き、同日のSL運行時から新制服を着用する。

新しいSL車掌制服のデザインイメージ

新たな制服は、実際にSLに乗務する高崎運輸区の乗務員が考案。乗務員アンケートで集まった「初代制服の伝統を引き継ぎつつ、SLらしい特別感を演出したい」との声を踏まえ、初代制服を踏襲した紺色のダブルジャケットに肩や袖口のデザインで華やかさを演出した。ボタンはSLの動輪をイメージしたデザインとし、ネクタイは群馬県の県花「れんげつつじ」をモチーフとすることで、SLらしさや地域とのつながりを表現した。

なお、これまでは男性用の制服しかなかったが、今回新たに女性用も制作。女性用制服のみ、ジャケットの替わりにベストを着用する夏季用も制作された。

新制服のお披露目となる制服新旧引継ぎイベントは、7月16日9時40分から高崎駅2番ホームで開催。制服引継ぎ式と新制服での出発式、横断幕によるSLの見送りを行う。