三菱電機は7月6日、スマートフォンと連携するIH炊飯器「備長炭 炭炊釜 NJ-VA107」(以下、NJ-VA107)を発表した。発売は7月21日で、価格はオープン。推定市場価格は税別65,000円前後となる。

NJ-VA107。スマートフォンとの連携機能を持つ

NJ-VA107は、食感や柔らかさ、銘柄指定など細かい炊き分けの設定をスマートフォンの専用アプリから操作できる炊飯器。タッチ操作のほか、音声での入力にも対応する。炊飯中の設定確認や炊飯時間の確認も可能。さらに、操作や設定変更を音声で読み上げる「トークバック機能」を搭載し、視覚障がいや弱視、老眼などで見え方に不自由を感じるユーザーにも使いやすくなっているという。

炊飯の設定画面

五目ご飯などレシピを選んで炊飯できる

専用アプリには10銘柄のお米が登録されており、銘柄を選んで炊飯器にスマートフォンをかざすと、そのお米の特性を引き出す炊飯が可能。また、赤飯や五目ご飯などのレシピも選択できる。対応機種は、Android OS 4.1以上で、FeliCaあるいはNFCに対応する端末(一部機種を除く)。2016年7月現在、iPhoneには対応していない。

内釜

また、熱を逃がさず効率よく加熱する新「熱密封かまど構造」を採用し、炊飯機能も向上。火力は従来から約15%アップしており、かまどで炊いたご飯に近い味を再現できるという。最大炊飯容量は5.5合、内釜の厚さは3.5mm。