ASUS JAPANは6日、Android搭載タブレットの新製品として、10.1型モデル「ASUS ZenPad 10」シリーズ、8型モデル「ASUS ZenPad 8.0」シリーズ、7型モデル「ASUS ZenPad C 7.0」を発表した。7月8日から順次発売する。店頭予想価格は17,800円前後から(税別)。

ASUS ZenPad 10シリーズ

ASUS ZenPad 10 Z300CNL(SIMフリー版)

「ASUS ZenPad 10」シリーズは、10.1型液晶を備えるAndroidタブレット。SIMフリー版とWi-Fi版の2モデルに、それぞれブラック / ホワイト / ローズゴールドの3色を用意する。7月8日より発売し、価格はオープン。店頭予想価格(税別)はSIMフリー版が33,800円前後、Wi-Fi版が26,800円前後。

映像面と音響面にこだわったモデルで、画面の解像感を高め、画像を鮮明に表示する独自解像技術「VisualMaster」に対応。音響面では、タブレット製品で世界初となる「DTS Headphone:X」に対応し、ステレオヘッドホンでの7.1chバーチャルサラウンド再生を可能にしている。また「DTS-HD Premium Sound」にも対応し、デュアルフロントスピーカーで5.1chバーチャルサラウンドも楽しめる。日本語入力システムとしてATOKもプリインストールする。

SIMフリー版の主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3560(1.83GHz)、メモリがLPDDR3 2GB、ストレージが16GB、グラフィックスがPowerVR G6430。ディスプレイは10点マルチタッチ(静電容量方式)対応の10.1インチIPS液晶パネルで、解像度は1,280×800ドット(WXGA)。OSはAndroid 6.0.1。

通信機能は、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.1を搭載。対応バンドは、FDD-LTEが2,100(1)、1,800(3)、900(8)、1,700(9)、800(18)、800(19)、850(26)MHz。TD-LTEが2,600(41)。W-CDMAが2,100(1)、800(6)、900(8)、1,700(9)MHz。GSM/EDGEが850、900、1,800、1,900MHz。

インタフェース類は、microUSB、microSDXCメモリーカードリーダー、microSIMスロット、200万画素(イン) / 500万画素(アウト)Webカメラなど。センサ類は、GPS(GLONASSサポート) / 加速度センサ / 光センサ / 電子コンパス / 磁気センサを搭載。バッテリ駆動時間は約10時間。本体サイズはW251.6×D7.9~8.9×H172mm、重量は約490g。

ASUS ZenPad 10 Z300M(Wi-Fi版)

Wi-Fi版はOSがAndroid 6.0で、CPUにMediaTek MT8163(1.3GHz)を、グラフィックスにMail-T720 MP2を搭載する。GPSはGLONASSに非対応。通信機能は、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0。バッテリ駆動時間は約11時間となっている。そのほかの仕様は共通。

ASUS ZenPad 8.0シリーズ

ASUS ZenPad 8 Z380KNL(SIMフリー版)

「ASUS ZenPad 8.0」シリーズは、8型液晶を備えるモデル。SIMフリー版とWi-Fi版の2モデルに、ブラック / ホワイト / ローズゴールドの3色を用意する。SIMフリー版を7月8日より、Wi-Fi版を7月下旬以降に発売し、価格はオープン。店頭予想価格(税別)はSIMフリー版が29,800円前後、Wi-Fi版が19,800円前後。

「ASUS ZenPad 10」シリーズ同様に「VisualMaster」と「DTS Headphone:X」、「DTS-HD Premium Sound」に対応。ヘッドホンを使用しての7.1ch バーチャルサラウンドが楽しめる。また、SIMフリー版には通話機能も搭載。スマートフォンのように通話も行える。

SIMフリー版の主な仕様は、CPUがIntel Qualcomm Snapdragon 410(1.2GHz)、メモリがLPDDR3 2GB、ストレージが16GB eMCP、グラフィックスがAdreno 306。ディスプレイは10点マルチタッチ(静電容量方式)対応の8インチIPS液晶パネルで、解像度は1,280×800ドット(WXGA)。OSはAndroid 6.0.1。

通信機能は、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.1を搭載。対応バンドは、FDD-LTEが2,100(1)、1,800(3)、900(8)、1,700(9)、800(18)、800(19)MHz。W-CDMAが2,100(1)、800(6)、900(8)、1,700(9)MHz。GSM/EDGEが850、900、1,800、1,900MHz。

インタフェース類は、microUSB、microSDXCメモリーカードリーダー、microSIMスロット、200万画素(イン) / 800万画素(アウト)Webカメラなど。センサ類は、GPS(GLONASSサポート) / 加速度センサ / 光センサ / 電子コンパス / 磁気センサを搭載。バッテリ駆動時間は約10.25時間。本体サイズはW123×D8.5×H209mm、重量は約354g。

ASUS ZenPad 8 Z380M(Wi-Fi版)

Wi-Fi版はOSがAndroid 6.0で、CPUにMediaTek MT8163(1.3GHz)を、グラフィックスにMail-T720 MP2を搭載する。GPSはGLONASSに非対応。通信機能は、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0。アウトカメラが500万画素で、バッテリ駆動時間は約8時間となっている。重量は約350g。そのほかの仕様は共通。

ASUS ZenPad C 7.0シリーズ

ASUS ZenPad C 7.0

「ASUS ZenPad C 7.0」シリーズは、7型液晶を備えるモデル。Wi-Fi版のみ発売され、ラックとホワイトの2色を用意する。7月8日より発売し、店頭予想価格17,800円前後(税別)。

重量が約265gのコンパクトモデル。バッテリ駆動時間が約8時間と長く、携帯性に優れる。「DTS-HD Premium Sound」に対応し、背面はレザーのような質感という。

主な仕様は、CPUがIntel Intel Atom x3-C3200(1.0GHz)、メモリがLPDDR3 1GB、ストレージが8GB、グラフィックスがMail-450MP4、ディスプレイは10点マルチタッチ(静電容量方式)対応の7インチIPS液晶パネルで、解像度は1,024×600ドット(WSVGA)。OSはAndroid 5.0.2。

通信機能は、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0。インタフェース類は、microUSB、microSDXCメモリーカードリーダー、30万画素(イン) / 200万画素(アウト)Webカメラなど。センサ類は、GPS(GLONASSサポート) / 加速度センサを搭載。バッテリ駆動時間は約8時間。本体サイズはW108×D8.4×H189mm、重量は約265g。