シャープは7月6日、ウォーターオーブン「ヘルシオ」の新モデルを発表した。価格はオープン。推定市場価格は、人工知能や自動調理機能「まかせて調理」を搭載した「AX-XW300」が180,000円前後、人工知能非搭載でまかせて調理に対応した「AX-AP300」が130,000円前後。発売はAX-XW300が9月8日、AX-AP300が7月26日となっている。

AX-XW300

AX-XW300は、無線LANと音声認識機能を搭載したウォーターオーブン。本体に話しかけて献立を相談すると、シャープ独自のクラウドサービス「COCORO KITCHEN」に登録された約1,000種類のメニューからおすすめを提案する。たとえば、「冷蔵庫にある鶏肉と卵で何が作れるかな?」など食材を指定した相談や、「サッと作れるメニューはなに?」「今晩、なに作ろう?」といった自然な話しかけに対応する。

人工知能を搭載しているため、献立の相談内容を自動で学習。豚肉を使ったメニューの利用が多ければ、豚肉を活用したメニューを優先的に提案するようになる。スマートフォンとも連携し、専用アプリ「COCORO KITCHEN」を使用することで外出先でも献立を検索可能。また、手動加熱で作った料理をオリジナルメニューとして登録できる。

実際のAX-XW300

AX-XW300・AX-AP300ともに、網焼き・揚げる、焼く、炒める、蒸す・ゆでるなどの調理を自動で行える「まかせて調理」を継続採用。AX-XW300のみ炊飯機能を新搭載しており、上段でおかずを調理しながら下段でお米を炊ける。野菜チップスやドライフルーツ、ビーフジャーキーなどドライフードを作る機能も追加している。

AX-AP300は、選んだメニュー名や次の操作、注意点などを音声でお知らせする「ココロエンジン」を搭載。また、角皿にアルミ素材を採用することで軽量化をはかった。

同時に、まかせて調理機能を搭載しない3機種も発表。価格はオープンで、庫内容量30Lで2段調理の「AX-SP300」が140,000円前後、庫内容量26Lで1段調理の「AX-MP300」が100,000円前後、庫内容量18Lで1段調理の「AX-CA300」が70,000円前後。

AX-XW300 AX-AP300 AX-SP300 AX-MP300 AX-CA300
無線LAN × × × ×
まかせて調理 × × ×
庫内容量 30L(2段調理) 26L(1段調理) 30L(2段調理) 26L(1段調理) 18L(1段調理)
外形寸法 W490×D430×H420mm W490×D435×H385mm W490×D430×H420mm W490×D435×H385mm W490×D400×H345mm
重量 約25kg 約21kg 約25kg 約21kg 約17kg
発売日 9月8日 7月25日 8月25日 7月25日 7月25日

上段左から、AX-XW300、AX-AP300
下段右からAX-SP300、AX-MP300、AX-CA300