マイナビは7月5日、「2017年卒マイナビ大学就職内定率調査」の結果を発表した。同調査は6月25日~30日、2017年3月卒業見込みの大学4年生・大学院2年生8,220名を対象に、Webアンケートを実施している。

6月末時点の内々定率は65.3%(前年同月比21.1pt増)だった。内々定保有社数は平均2.0社。内々定保有社数分布をみると、46.7%で「1社」が最も多かった。次いで「2社」(28.2%)、「3社以上」(25.1%)となった。

内々定率 年度比較(全体)

男女文理別に内々定率をみたところ、74.2%で「理系男子」が最多だった。次いで「理系女子」(68.7%)、「文系男子」(61.7%)、「文系女子」(60.8%)となった。

「現在、入社意思の最も高い企業の業種」を聞いたところ、最多は「製造(建設を除く)」(31.9%)だった。次いで「サービス・インフラ」(26.4%)、「金融」(12.8%)、「建設」(7.3%)となった。

現在、入社意思の最も高い企業の業種

今後の就職活動について聞くと、「内々定先に満足したので終了する」(60.0%)が最多に。以降「内々定先に不満ではないが、他の企業も見たいので続行する」(24.3%)、「内々定先に不満なので続行する」(11.5%)、「内々定先に不満だが活動は終了する(終了している)」(3.0%)と続いた。

今後の就職活動について