弥生は7月1日、弥生会計をはじめとする同社の会計ソフトとPFUが提供するクラウドサービス「ScanSnap Cloud」との連携を開始すると発表した。

この連携により、ScanSnap iXシリーズと弥生会計ラインアップを利用しているユーザーは、PCやアプリを起動することなく、スキャナから直接、データ連携の受け口となる「YAYOI SMART CONNECT」にレシートや領収書などのデータを送り込むことが可能になる。

「YAYOI SMART CONNECT」は、受け取った画像データからOCR(光学文字認識)処理によって自動で取引データを生成、仕訳データに自動変換後、弥生会計ラインアップに転送する。

活用シーンの例として、1日の終わりにその日使った経費のレシートを取り込んでおいて、時間がある時にPCを立ち上げ、自動変換された仕訳を確認するといったことが可能になるという。

「ScanSnap Cloud」と「YAYOI SMART CONNECT」は、共にe-文書法に対応しているため、一定要件を満たせば、紙の原本を破棄することも可能なうえ、連携することで証憑の整理、ファイリングから仕訳の入力までを一気通貫で自動化することができる。

弥生の会計ソフトと「ScanSnap Cloud」の連携イメージ