TBS系列で7月18日に放送される特別番組『古代エジプト世紀の大発見プロジェクト ツタンカーメンと伝説の王妃 3300年の新事実』(19:00~)の制作発表会見がこのほど、同局で行われ、恵俊彰、ホラン千秋、夏菜、鈴木福が出席した。

左から夏菜、恵俊彰、鈴木福、ホラン千秋

昨年7月、イギリス人考古学者ニコラス・リーヴス氏が「ツタンカーメンの墓の奥に知られざる空間があり、その空間はツタンカーメンの義理の母ネフェルティティの墓ではないか」という仮説を発表し、11月にツタンカーメンの墓の壁のレーダー探査を行った結果、空間があることが判明。リーヴス氏はさらに、「黄金のマスクはツタンカーメンのために作られたものではない」という驚きの仮説も発表した。

リーヴス氏を15年にわたり取材してきたTBSは、ツタンカーメンの墓に隠された謎の空間の真実に迫るこのプロジェクトに密着し、レーダー探査の模様を日本のメディアとして独占撮影に成功。ドキュメンタリーとドラマで構成される同番組では、ホラン千秋が現地エジプトを訪れて最前線をリポートし、スタジオでは司会の恵俊彰を中心に徹底的に掘り下げ、さらに、リーヴス氏の仮説をもとにツタンカーメンとネフェルティティの数奇な運命を描いたドキュメンタリードラマを放送する。

司会の恵は、「21世紀最大の発見になるかもしれないという、その番組に関われて大変うれしく思っています」と喜び、「この謎を聞いたときは驚きの連続。もしこれが本当だったら大変なこと」とコメント。実際に現地を訪れたホランも「驚きだらけ。うそでしょって」と衝撃の連続だったという。

ドラマで、エジプト三大美女の一人である伝説の王妃・ネフェルティティを演じる夏菜と、義理の息子・ツタンカーメンを演じる鈴木福は、劇中衣装で会見に登場。夏菜は「三大美女と呼ばれているネフェルティティ役をやらせていただき本当に光栄なんですけど、本当に恥ずかしいです。何の罰ゲームなんだろう」と恥ずかしがり、鈴木は「小さい頃からなぜかエジプトが好きで、僕がツタンカーメン役できるなんてめちゃうれしい」と話した。

また、夏菜は「撮影中はいろんな扉にぶつかったり、歩くときも頭が振られる」と長い帽子に苦労したと言い、役作りについては「メイクから作り込もうということで日に日にメイクが濃くなった。大きく優雅にゆっくり動いたり、声の出し方のゆっくり加減とか、そういうところを気を付けた」と説明。すでにドラマを見たというホランは「私の中のネフェルティティは夏菜さんで塗り替えられた。お似合い。本当に現地の人を連れてきたんだっていうくらい馴染んでいる」と太鼓判を押した。