金融広報中央委員会は6月29日、「子どものくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度」の結果を発表した。調査は2015年12月~2016年3月、全国の290校の小学校・中学校・高校の児童・生徒合計5万149名を対象に無記名のアンケートで行われた。

お小遣いの有無を聞いたところ、小学生の7割強、中学生の8割強、高校生の約8割がもらっていた。

お小遣いの有無

小学生のお小遣い額は最頻値(最も多い回答)で、「月に1回」もらう場合で500円、「ときどき」もらう場合で低学年と中学年は100円、高学年は1,000円となっている。

小学生のお小遣い額

中学生の1カ月のお小遣い額は、最頻値で1,000円、平均値で2,536円。高校生は、最頻値で5,000円、平均値で5,114円だった。

中学生、高校生の1カ月のお小遣い額

お年玉の総額は?

お年玉の総額をみると、小学生では低学年は「1万円くらい」(2割強)、中学年・高学年は「1万~1万9,999円」(約3割~3割弱)が最多となっている。なお、これらの額を上回る額をもらっているとの回答も多い。中学生・高校生では、「1万~5万円未満」が最も多く、6割強だった。

お年玉の総額