OPERA Vol.57

発売中のBLアンソロジー・OPERA Vol.57(茜新社)には、「曲がり角に、犬」などのじゃのめが初登場。新連載「愚か者のあいの唄」が表紙と巻頭でスタートした。

「愚か者のあいの唄」は金も家も居場所もない、バカでダウナーな男・富田富蔵を描く物語。バンドマン・八千代にゴミ捨て場で拾われバンドのボーカルとして日々を送る富蔵は、占い師に「運命の人が近いうちに現れる」と言われ、運命の人を探し出そうとする。

そのほか今号では、イラストレーター・思春期がピンナップを描き下ろしているほか、初のマンガ作品「エウテルペ」を執筆した。また新鋭・ニシンマスミのSF読み切り「Host is down」や、「ここだけのはなし」の沖奈じじこによる新連載「となりの芝生」も。完結した、新井煮干し子「化学部のメガネ」は番外編で登場した。