台湾MSIは29日、AMDの最新GPU「Radeon RX 480」を搭載したグラフィックスカード「Radeon RX 480 8G」を発売した。店頭予想価格は税別33,800円前後。

Radeon RX 480 8G

14nm FinFETプロセスに加え、GPUアーキテクチャ「GCN((Graphics Core Next)」が第4世代に進化したことで、消費電力あたりのパフォーマンスを大幅に向上した。「Radeon RX 480 8G」はリファレンス設計を採用したモデルながら、長寿命のアルミ固体コンデンサを搭載し、長時間の高負荷動作に対応する。

主な仕様は、ベースクロックは1,120MHz、ブーストクロックは1,266MHz、メモリは256bit接続の8GB GDDR5、メモリクロックは8,000MHz、PCとの接続インタフェースはPCI Express 3.0 x16、TDPは150W、補助電源コネクタは6ピン×1、出力インタフェースはHDMI 2.0b×1、DisplayPort 1.4×3。W240×D111×H37mm。

独自のオーバークロックユーティリティ「Afterbuner」が付属し、オーバークロック設定を施せるほか、AndroidiOS搭載デバイスからワイヤレスで「Afterbuner」を操作することもできる。