エレコムは28日、IEEE802.11ac対応の無線LANルータ「WRC-1167GHBK-AT」を発表した。7月上旬から発売する。価格は7,690円(税込)。

WRC-1167GHBK-AT

インターネット上の各種サービスやネットワークに対応したテレビ向けと位置付ける、無線LANルータ「e:CONNE」シリーズの新製品。

ルータとしての機能は、5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応。最大通信速度は867Mbps(理論値)で、対応端末を狙って電波を届ける「ビームフォーミングZ」機能をサポート。インターネットと端末間の通信スループットは最高940Mbpsとしている。

内蔵アンテナは5GHz帯と2.4GHz帯ともに、送受信×2本。アクセスポイント機能のみで使用する「APモード」、有線LAN機器を無線化する「子機モード」、無線子機と無線親機を無線で中継する「中継器モード」を切り替え可能だ。無線LANをはじめとした各種の設定は、スマートフォン用アプリ「スカイリンクセットアップ」で行える。テレビとの接続も、「かんたんセットアップガイド」で分かりやすく解説している。無線LANの接続機能はWPSに対応。

セキュリティはWPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(TKIP)、WEP(64 / 128bit)で、ステルスSSID、MACアドレスフィルタリングといった機能も備える。インタフェースは、Gigabit Ethernetに対応有線LAN×4基とWAN×1基。モバイルセキュリティアプリ「イカロスモバイルセキュリティ for Android」の1年間無料利用権(1台のみ)と、購入者限定キャンペーンとして映画やドラマを視聴できる「U-NEXT」の30日無料使用権が付属する。

本体サイズはW26×D130×H182.5mm、重量は約210g。対応OSはWindows XP(SP3) / Vista(SP2) / 7(SP1) / 8.1 / 10 / RT、Mac OS X 10.9以降、Android 4.0以降、iOS 8.0以降。