誰もが1度や2度は他人に健康相談をした経験があるはずだ。口内炎の治し方や二日酔いを楽にする方法、さらには妊娠初期における心構えなど……。一過言のある人や、自身の経験談を語ってくれる人の助言は心強い。

そして、自身の身体能力を高めることに腐心しているアスリートたちも、トレーナーや管理栄養士から得た知識を有していることが多く、「いざ」というときに頼れる存在と言える。

そこでこのほど、マイナビニュース会員300名に男性フィギュアスケーターに限定して、「健康相談をしてみたい人」に関するアンケートを実施したので、回答理由と併せて紹介しよう。

丁寧で優しいアドバイスが期待できそうな羽生結弦選手

Q. 自分が健康相談をしてみたい男性フィギュアスケーターを教えてください


1位: 羽生結弦(29.7%)

2位: 高橋大輔(16.7%)

3位: 織田信成(13.7%)

4位: パトリック・チャン(5.2%)

5位: エフゲニー・プルシェンコ(3.3%)


■羽生結弦
・「思いやりのある誠実な答えをくれそうだから」(41歳男性/その他/その他)
・「場数を踏んでいるので、適切な指導をしてくれそうだから」(24歳男性/その他/その他)
・「物事に向き合う意識を示してくれそうだから」(50歳女性/その他/その他)
・「ヘルシーな食事を教えてくれそう」(40歳女性/その他/その他)
・「神対応だから親身に相談に乗ってくれそう」(51歳男性/専門店/販売・サービス関連)
・「健康だけじゃなくてリラックス方法とかも教えてくれそう」(34歳女性/その他/事務・企画・経営関連)
・「王子の健康管理は男でも気になる」(38歳男性/専門店/事務・企画・経営関連)

■高橋大輔
・「自分の健康に照らし合わせて助言してもらえそう」(62歳男性/医療・福祉・介護サービス/事務・企画・経営関連)
・「経験に基づいて、リハビリ等の知識や精神面の維持方法を知っていそうだから」(64歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)
・「かっこいいから言うことを素直に聞けそう」(33歳女性/精密機器/事務・企画・経営関連)
・「相談しやすい雰囲気があるから」(34歳女性/教育/事務・企画・経営関連)
・「『チーム高橋』を作り、体力作りからメンテナンスまで行っていたから、知識としては一流だと思う」(51歳男性/官公庁/公共サービス関連)
・「年も近いし丁寧に教えてくれそうだから」(28歳女性/その他/その他)

膝のけがを患った高橋大輔さんにも票が集まった

■織田信成
・「現代的、近代的な指導のされ方をしてこられた選手だろうから、その人の立場に立った的確なアドバイスをくれそうだから」(52歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
・「誰でもいいけど、織田君は涙もろくていい人そうだから優しく教えてくれそう」(36歳男性/教育/専門サービス関連)
・「親しみやすく、なんでも聞けてアドバイスも適切そうだから」(22歳女性/リース・レンタル/営業関連)
・「笑顔がよくて、相談しやすそうと感じます」(45歳男性/通信関連/営業関連)

■パトリック・チャン
・「理論的に説明してくれそうだから」(46歳男性/教育/事務・企画・経営関連)
・「明るく励ましながらアドバイスをくれそうだから」(33歳女性/食品/事務・企画・経営関連)
・「経験豊富そうだ」(49歳女性/不動産/営業関連)

■エフゲニー・プルシェンコ
・「何でも知ってそう。教える立場だから」(34歳女性/証券・投資銀行/専門職関連)
・「年齢を重ねている分、助言も的確かなと」(28歳女性/食品/事務・企画・経営関連)
・「自分の限界に挑みつつも、限界一歩手前でやめることができるから」(23歳女性/その他/その他)

■総評

羽生結弦選手が約3割の票を集めての1位という結果となった。上記で紹介した回答以外に目立ったものとしては、「丁寧そうだから」「優しく教えてくれそう」「理論的・的確にアドバイスをくれそう」などがあった。五輪金メダリストとしての実績や抜群の知名度、ファンやメディアへの誠実な対応なども決め手となっていたようだ。

2位に入ったのは高橋大輔さん。右膝の前十字靭帯損傷からの復活劇をへて、五輪銅メダルを獲得した経緯があるだけに、けがをした際に相談をしたいという回答が少なくなかった。3位には織田信成さんがランクイン。テレビなどでいつも明るい笑顔を振りまいている織田さんには、「話しやすそう」「楽しく会話できそう」などの理由が集中していた。

なお、6位以降は本田武史さん(2.6%: 仙台出身でなじみがあり、解説を聞いていても理路整然としているから)、小塚崇彦さん(2.3%: 無理のない健康法を教えてくれそう)、町田樹さん(2.0%: 独特の健康管理論を持っていそう)となっていた。

調査時期: 2016年6月16日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性172名 女性128名
調査方法: インターネットログイン式アンケート