フジテレビが"超大型スペシャルドラマ"と総力を挙げて制作した『モンタージュ 三億円事件奇譚』(前編25日21:00~23:10/後編26日21:00~23:09)が、いよいよあすから2夜連続で放送される。このほど、主演の福士蒼汰とヒロインの芳根京子が、都内のスタジオで取材に応じ、撮影中に芳根が福士に助けられたというエピソードが明かされた。

『モンタージュ 三億円事件奇譚』に出演する芳根京子(左)と福士蒼汰

このドラマは、『週刊ヤングマガジン』(講談社)で連載されていた渡辺潤氏による『モンタージュ 三億円事件奇譚 SINCE 1968.12.10』が原作。あらぬ殺人の容疑をかけられ、福士演じる大和と、芳根演じる幼なじみの未来が、50年前に発生した20世紀最大の未解決事件「三億円事件」に巻き込まれていく。

芳根は、剣道でなかなかの腕前を持つという役柄だったが、「人を竹刀でたたくという経験が無かったので、役者として本当にダメだと思うんですけど、『相手が痛かったらどうしよう…』という思いが強くなっちゃって…」と、慣れないシーンに苦戦。その思いを払拭(ふっしょく)するには、1回でOKを出すしかないと考えていたそうだが、「『もう1回』と言われた時に、心が折れちゃって、本当に泣きそうになってしまいました」とピンチに陥ったという。

そんな芳根に、救いの手を差し伸べたのが、座長の福士だった。福士は「本当に怖がっていたので、1から竹刀の振り方とか、しぐさとか、お芝居の中なら少し崩して、完全に当てなくてもいいとか、そういうちょっとしたアドバイスをしました」と、心の折れていた芳根に声をかけたそうだ。福士は撮影中、他の場面でもフォローしてあげたそうで、芳根は「本当に頼りきってしまったので、ありがとうございましたっていう思いです」と、あらためて感謝していた。

芳根は他にも、2人を追いかける刑事・関口(遠藤憲一)に捕まってしまう場面があり、「本当に怖かったです。演出もそういうプランだったのですが、結構本気で大絶叫で逃げました(笑)」と述懐。「やばい本当に殺される!っていうくらい迫力になっています」と、演技を超えたシーンになっているようだ。心が折れたり、本気の恐怖も感じたりで、芳根は「この撮影が終わって、心が強くなったと思います」と胸を張った。

今回、2人は幼なじみという関係性を演じたが、芳根は人見知りが激しいそうで、福士に対して最初に開き直って「ごめんなさい。私、人見知りでしゃべれないんです」と宣言。それでも、"幼なじみ感"は、役に入ってすぐ出せるものではないと考え、撮影現場で「とにかく話しかけるのを頑張りました(笑)」と、彼女なりに努力していたそうだ。

これに対して福士は「僕も結構、最初は壁を作ってしまうタイプなんですが、向こう(芳根)から『壁を崩してくるタイプではない』と宣言されてしまったので(笑)、僕は壁を作らないようにしました」と心がけていたそう。芳根によると、福士は他のキャストたちに対しても、積極的に話しかけていたという。

23歳の福士と19歳の芳根にとって、50年前の三億円事件は「この作品をやることで知りました」「授業で聞いたことがある程度」と遠い世界の出来事。それでも、福士は「この作品は、現代に生きる若者の目線で描いてくれているので、自分が知らないことも1つの武器になる」と話し、芳根も「同じ世代の方にとっても、見やすいんじゃないかなと思います」とメッセージを寄せた。

唐沢寿明

西田敏行

劇団ひとり

遠藤憲一

香川照之

夏木マリ

杉咲花(左)とムロツヨシ

野村周平