EIZOは23日、1,280×1,024ドット(SXGA)解像度の19型スクエア液晶ディスプレイ「FlexScan S1934-T」を発表した。7月1日から発売する。価格はオープンで、EIZOダイレクトでの直販価格は54,800円(税込)。

FlexScan S1934-T

IPS液晶パネルを採用する19型スクエア液晶ディスプレイ。視野角が水平垂直とも178度と広く、アンチグレア処理された画面は外光の映り込みが少ない。内部回路を見直すことで消費電力の削減も図っている。1サイズ下の17型モデルと同等の消費電力となり、従来の19型モデルと比較して約25%の消費電力を削減した。

光源にはLEDバックライトを採用。周囲の明るさを検知して見やすい明るさに画面を自動で調整する「Auto EcoView機能」を備えるほか、人の目で感知できる画面のちらつきをカット。ブルーライトも削減する。

紙に似た風合い表示となる「Paperモード」のほか、sRGBモード、ユーザー1モード、ユーザー2モードといったカラーモードを設定できる。PCから入力されたRGB各色8bitの信号は、内部で10bitに多階調化。適切な色を選択して滑らかな階調表現を行う。

主な仕様は、解像度が1,280×1,024ドット、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が14ms(中間階調域)。映像入力インタフェースはDVI-D×1、D-sub×1、DisplayPort×1。0.5W+0.5Wのステレオスピーカーを内蔵する。スタンドのチルト角度は上30度/下5度で、VESAマウント100mmに対応。本体サイズはW405×D205×H414mm、重量は約4.6kg。