Microsoftは6月20日(米国時間)、「Building a more power efficient browser|Microsoft Edge Dev Blog」において、Windows 10でMicrosoft Edgeの電力消費量の削減に取り組んでおり、同オペレーティングシステムで動作する主要ブラウザの中で最も優れた低電力性を達成したと伝えた。この性能は、今夏提供が予定されているアップデートから広く利用できるようになる見通し。

Microsoftはさまざまなハードウェア(デスクトップ、ノートPC、タブレットデバイス、スマートフォンなど)において、さまざまな状況で電力消費を計測する実験環境を構築。プロセッサアーキテクチャ、スクリーンサイズ、放熱、ファンなど電力消費に大きな影響をもらたらす点を考慮しながら、さまざまな側面から処理効率の向上に取り組んだとしている。

Microsoftが構築した電力消費を計測する実験環境

fossBytesに6月20日(米国時間)に掲載された記事「Microsoft Shows Why Chrome And Firefox Are Bad For Your Laptop’s Battery」では、Mozilla Firefox、Microsoft Edge、Google Chrome、Operaを実際に動作させながら稼働時間がどれほどかを示す動画を引用している。動画ではMicrosoft Edgeが最も長く動作しており、これにOpera、Firefox、Chromeの順に続いている。