ポケットチェンジは6月17日、海外旅行で余った外国硬貨・紙幣を投入すると、その場で希望の電子マネーや各種ギフトコード、クーポンなどに両替できる専用キオスク端末を開発したと発表した。6月中旬より楽天本社、7月には羽田空港に設置し、サービスを開始する予定。

ポケットチェンジ 専用キオスク端末

外貨、日本円の両方に対応

一台の端末で外貨、日本円の両方に対応。居住する国で利用可能な電子マネー等に交換することができる。対応通貨(2016年6月1日現在)は、米ドル、ユーロ、日本円。提携予定サービス(同)は、PASMOなどの全国交通系IC、楽天Edy、Amazonギフト(各国)、LINEギフト(各国)など。対応通貨、提携先共に今後拡大を予定している。

端末のタッチパネルを操作して、交換先サービスを選び、お金を投入して利用する。端末上での入力作業は不要。紙幣・硬貨共に複数通貨に対応し、硬貨は複数枚をまとめて同時に投入できる。SuicaやPasmoなどの非接触ICカード型電子マネーは、端末搭載のリーダーライターに所有するカードをかざすだけで、その場でチャージ可能。なお、メールアドレスや氏名などの個人情報の入力は不要となっている。

今後は、国内主要空港や海外各国空港への設置を進めていくとともに、各種両替関連サービスや海外旅行者(インバウンド含む)向けサービスへの展開も検討していく。