毎週火曜22時台に放送された関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』と、TBS系『重版出来!』が14日、そろって最終回を迎え、視聴率は『ヤバ妻』が10.2%、『重版』は8.9%となった。

『僕のヤバイ妻』の木村佳乃(左)と伊藤英明

『ヤバ妻』は8.3%でスタートしてから、一進一退を繰り返しながら徐々に数字を上げ、最後は2桁に乗せて自己最高を更新。全9話の平均は8.2%となり、全10話平均8.0%の『重版』を僅差で上回った。

『ヤバ妻』は、主演の伊藤英明演じる望月幸平が、木村佳乃演じる妻・真理亜の完璧な計画によって翻弄(ほんろう)されていく心理サスペンスで、木村の"怪演"ぶりが話題に。

一方の『重版』は、黒木華演じる新人編集者・黒沢心が、個性的な編集部員や漫画家たちを巻き込み、奮闘する姿を描く物語で、いずれの作品も視聴者の高い満足度(データニュース社「テレビウォッチャー」調べ)を獲得していた。

次の7月クールは、関テレ・フジ系が波瑠主演の『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』、TBS系が武井咲・滝沢秀明の『せいせいするほど、愛してる』を放送する。

視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。

『重版出来!』の出演陣(左から 安田顕、坂口健太郎、黒木華、オダギリジョー、松重豊)