オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは6月13日、パイオニアブランドのコンパクトフロントスピーカーシステム「HTP-CS1」を発表した。発売は6月下旬で、価格はオープン。推定市場価格は45,000円前後(税別)。

HTP-CS1

HTP-CS1は、2本のコンパクトなフロントスピーカーとサブウーファーを組み合わせた、2.1ch構成のシステム。バータイプの一体型フロントスピーカーを分離することで、すっきりとセッティングする「セパレートサウンドバーコンセプト」を提唱する。フロントスピーカーのサイズはW150×D88×H57mmで、テレビ台の空きスペースなどに無理なく設置できるという。サブウーファーのサイズはW435×D369×H115mmで、縦置き・横置きの両方に対応する。

HDMI端子は3入力/1出力を装備。4K/60p、HDCP 2.2、HDR、ARCに対応する。ARC(オーディオリターンチャンネル)もサポートし、テレビなどとケーブル1本で接続できる。

サブウーファーは縦置き・横置きの両方に対応する

使用しているユニットは、フロントスピーカーが40×70mmフルレンジで、サブウーファーが130mm。実用最大出力は20W×2+40Wの計80Wだ。マルチチャンネルコンテンツのソースに由来する低域のずれを補正する「フェイズコントロール」を採用。音質チューニングは単品コンポーネントの技術者が施している。「ステレオ」「ニュース」「映画/ゲーム」「ミュージック」などのサウンドモードも用意。

HDMI以外の入力端子は、光デジタル音声×1、アナログ音声(RCA)×1を装備。Bluetoothを内蔵し、コーデックはSBC、apt-X、AACをサポート。Dolby TrueHDやDTS HDなどのロスレスフォーマットにも対応している。