シスコシステムズは6月9日、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会との間で、2020年に開催予定の東京2020オリンピック及びパラリンピックにおいて、ネットワーク製品のカテゴリーにおけるオフィシャル・パートナー契約を締結したと発表した。

契約期間は2016年6月9日~2020年12月31日まで、契約内容はオフィシャルパートナー(ネットワーク製品)、呼称やマークなどを使用し、オリンピック・パラリンピックムーブメントの盛り上げや、日本代表選手の支援などとなる。

同社は、有線/無線LAN機器やワイヤレス・ネットワーク機器、ビデオ会議用ネットワーク機器といったネットワーク製品の提供を通じ、他のオリンピック・パートナーが構築するネットワーク基盤の支援と、東京オリンピック/パラリンピックのデジタル化を目指す。

同社によると、同社がミッション・クリティカルなネットワーク製品を提供する専門的なノウハウは、2012年に開催したロンドン・オリンピック/パラリンピックで実証されているという。また、2016年8月に開催予定のリオデジャネイロ・オリンピック/パラリンピックでも貢献しているほか、世界数百カ所の競技会場で利用されており、スポーツ・ファンのためにネットワーク体験を実現しているという。