W3C( World Wide Web Consortium)が、WWWの考案者である Tim Berners-Lee(ティム・バーナーズ=リー)の誕生日を8日(現地時間)オフィシャルブログで祝福した。

Tim Berners-Lee氏は、英国はロンドン出身で、現在のインターネットの原型となるハイパーテキストを考案し、NEXTSTEP上で動作する世界初のWebサーバとなる「CERN httpd」、Webブラウザ兼エディタ「WorldWideWeb」を1989年に開発、1994年にはW3Cを設立している。

W3C公式ブログには、「27年前のWebの発明そして、いまでも現在の40以上のワーキンググループを導いてくれていることに私たちは感謝しています。」と一同を代表してW3CのCoralie Mercier氏の言葉で綴られている。また、"WWW"が無償ですべての人々に解放されたことによりインターネットの発展に寄与してきたことに言及し、あらためて感謝の意を示している。

ちなみにブログの先頭にあるケーキのアイコンは、W3Cのiconディレクトリにはじめて設置されたアイコンで19年間と7カ月の間、ディレクトリにあるもの(https://www.w3.org/Icons/cake.gif)。ちょっとした思いやり、人間らしさ、つながりをチームの中で示すものであるとのことだ。