アイキューブドシステムズは6月9日、iOS/Androidデバイスを紛失した時の不正利用のリスクを低減する紛失対策機能を強化したMDMサービス「CLOMO MDM」の提供を開始した。

CLOMO MDMは、デバイスの「OS」「UDID」「電池残量」などの基本情報や「位置情報」「インストールされているアプリ」といった情報を取得できるほか、「パスワード利用のルール」「カメラ機能」「アプリケーションの購入」「ネットワーク接続先」といった設定を制限できる。

今回追加された新機能は、紛失中のiOS/Android搭載スマートフォン・タブレットに対し、遠隔で「デバイス回収用のメッセージと連絡先情報の表示」「デバイス回収時まで有効な強制ロック」「デバイス位置情報の強制取得」「デバイス初期化コマンドの無期限継続」を行うことを可能にする。

同機能により、紛失によるデバイスの廃棄リスクやデバイスの不正利用による情報漏えいリスクを低減できるという。

同機能がデバイスへ適用されると、CLOMO MDMから管理者向けに通知メールが自動配信される。そのため、管理者はCLOMO MDMの管理コンソールにアクセスせずに紛失デバイスへの機能適用状況を把握でき、効率的な管理を行える。

新機能を実行した後のデバイスを表示した画面