カカクコムは6月7日、2016年「夏のボーナスに関する調査」の結果を発表した。同調査は5月24日~30日、同社サイト「価格.com」の会員2,407名を対象に実施した。

「2016年夏のボーナス推定支給額」は、12.5%で「30~50万円未満」が最も多かった。次いで「10~30万円未満」(10.8%)、「50~70万円未満」(10.2%)。以降「70~90万円未満」(7.9%)、「90~120万円未満」(6.6%)と続いた。一方、「ボーナスはない(もともと支給対象外)」の割合は38.3%、「今回の夏のボーナスは支給されない(全額カット)」は3.3%となった。全体平均は60.9万円だった。

2016年夏のボーナス推定支給額(全体)

業種別にみると、最多は「金融業」で79.8万円となり、昨年からは19.6%減少した。次いで「製造業」が69.3万円、「国家・地方公務員」69.2万円、「医療業」が60.7万円、「ソフトウェア・情報サービス業」が59.7万円、「公益法人・財団法人」が58.6万円、「卸売・小売業」が51.3万円と続いた。

夏のボーナス推定平均支給額 業種別(税込金額)

夏ボーナスの使い道を聞いたところ、75.5%で「貯金」が最も多くなり、昨年から5.5ptの増加に。次いで「商品・サービスを購入する」(67.6%)、「旅行・外出をする(国内)」(44.2%)。以降「ローン返済」(35.9%)、「子供の教育費」(31.0%)、「金融商品(投資信託、株式等の購入・外貨預金)」(14.3%)と続いた。

夏ボーナスの使用目的別に「平均消費金額」を聞くと、最高額は「貯金」で20万7,429円だった。次いで「ローン返済」が16万7,261円、「子供の教育費」が13万2,324円。以降、「旅行・外出をする(圏外)」が11万8,098円、「金融商品(投資信託、株式等の購入・外貨預金)」が11万8,026円、「金融商品(投資信託、株式等)の補填」が10万1,627円、「新規ローンを組む」が9万5,268円、「商品・サービスを購入する」が7万899円と続いた。

夏のボーナス平均消費金額(複数回答可)

今夏のボーナスで購入する商品を聞いたところ、15.6%で「洋服・ファッション関連」が最も多かった。次いで「カー用品」(11.7%)、「ノートパソコン」(10.8%)、「家具・インテリア」(9.1%)。以降「本・雑誌・漫画」(8.3%)、「カメラ」(8.2%)、「スマートフォン」(8.0%)という結果となった。

今夏のボーナスで購入する商品(ボーナス支給者全体)