zionoteは6月8日、ネットワーク機能を持つDAC「WMiniDAC」を発表した。発売は6月17日で、希望小売価格は128,000円(税込)。

「WMiniDAC」

WMiniDACは、ネットワークからの音楽再生に対応した据え置き型DAC。独自のデジタル信号処理アルゴリズム「WAP」(WAVERSA AUDIO PROCESSOR)を中心としたオリジナル構成を採用している。クロックは44.1kHz系と48kHz系をそれぞれ搭載。DACチップの「Sabre ES9018K2M」は、WAP側のクロックに同期し正確に制御される。

WAP(WAVERSA AUDIO PROCESSOR)

PCM 384kHz/32bitやDSD 5.6MHzに対応。入力端子は有線LAN、USB(Type A・Type Bそれぞれ1ポート)、光デジタル音声、同軸デジタル音声、microSDカードスロットを装備している。入力切り替えは7月に発売予定の専用リモコン「WminiRemote」(予価24,800円)や、パソコンのWebブラウザで操作できる。Wi-Fi環境があれば、スマートフォン用のDLNAアプリから選曲や再生を行える。

「WMiniDAC」の入出力端子

アナログアンプはノイズの影響を受けにくいフルバランス設計で、Analog Devices社のオーディオ専用オペアンプ「OP275」を採用している。出力端子は、バランス(XLR)とアンバランス(RCA)を1系統ずつ装備。サイズはW180×D150×H37mmで、重量は2kgとなっている。