WZソフトウェアは、同社のWZ EDITOR 9の64bit版をリリースした。32bit版でのWZ9登録ユーザーは、無償で利用できるほか、誰でも利用できる30日間の体験版も公開している。

WZ EDITORは、プログラミングから小説まで本格的にテキスト入力するプロフェッショナルに向けた機能を数多く搭載するテキストエディタ。最新版のWZ EDITOR 9では、内蔵Cコンパイラ「Text-C」解析により優先度の高い候補を提示する「インテリジェンス入力」、変数名やキーワードなど、[Ctrl]キー×2回押下することで、使用箇所と使用関数が一覧になる「俯瞰編集」、Windows 7 以降のDirectWriteに対応したクッキリとした横書き・縦書き対応、520項目の設定項目を11枚のシートに分類されたプロパティシートと、設定や準備にこだわって、本格的に打ち込みたいユーザーに重宝される新機能が搭載されている。

北原白秋「落葉松」から(同社Webサイトより)

「道」だけを指定して俯瞰編集したところ(同社Webサイトより)

64bit対応版のWZ EDITOR 9では、編集可能なファイルサイズが拡大。従来の最大100MBから空きメモリの5分の1サイズまでテキストファイルがオープン可能になる。なお、ダウンロード版価格は6,800円、パッケージ版は9,800円。旧バージョンユーザーの優待版やライセンス版も用意されている。