SBT、宮崎県のスタートアップ企業と業務提携 - 農業経営支援ビジネスに参入

ソフトバンク・テクノロジー(SBT)は6月6日、テラスマイルと「農業経営の見える化」および「稼げる農業を支援するレポーティングとコンサルティング」などに関するサービス開発、販売について業務提携契約を締結した。両社は、2016年9月を目途にサービス提供を予定し、2019年度末までに累計3億円以上の売上を目指す。

農業経営可視化のイメージ

SBTは、農地情報プラットフォームのサービス開発およびアグリ・インフォマティクス(AI)農業やスマート農業といった新しい農業の実現に向けたIoTサービスの開発などを行っており、クラウドやビッグデータの分析と利用に関する知見・ノウハウを有する。

テラスマイルは、地方創生で攻めの農業政策を掲げている自治体や農業分野での新規事業を企画している企業を中心に、ICTやデータを利用する産地戦略のコンサルティング、農業経営の可視化・分析ツールおよびレポート提供などの事業を行っている地方発のスタートアップ企業だ。

今後、SBTは2016年9月からのサービス提供を目標にテラスマイルが保有する農業経営の可視化・分析ツールおよびレポート提供のノウハウを利用し、「農家の売上やコストを可視化し、地方創生や若手農家の所得向上に繋げるための農業経営の見える化サービス」と「農業経営に必要な様々なデータを組み合わせて機械学習(AI)で出荷量等を予測し、有利な条件での取引・販売、受発注を支援する分析レポーティングサービス」の開発を進めるとしている。

将来的には、開発したサービス上に蓄積するデータなどを機械学習で分析し、農機メーカーや農業協同組合、金融機関などの農家支援者向けにレポーティングするフィンテック(FinTech)領域のサービス開発も視野に入れているとのことだ。

スマート農業の実現と攻めの農業への貢献

両社は、農林水産省が掲げる農業のICT化によるメリットのうち、農業の「経営や業務運営を効率化・高度化」「暗黙知・ノウハウ等の見える化・知財化」の実現を目指し、次世代の農業者・地域の未来に貢献していくという。また、農業経営の可視化サービスを通じて、農業の価値向上を農業関係者らと共に実現し、日本の農業発展に寄与していくとしている。



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