メルセデス・ベンツ日本は6月2日、新型SL、新型SLC、S クラス カブリオレを発表した。

新型SLは軽量で高い剛性のフルアルミニウムボディシェルを採用し、ダイナミックな加速や正確で俊敏なハンドリング特性を実現するとともに、燃費性能を向上させている。ラインアップはSL 400(3.0lV型6気筒直噴ツインターボエンジン)、SL 500(4.7lV型8気筒直ツインターボエンジン)、AMG SL 63(5.5lV型8気筒直噴ツインターボエンジン)、AMG SL 65(6.0lV型12気筒ツインターボエンジン)の4車種。価格はSL400が1265万円、SL 500が1698万円、AMG SL 63が2277万円、AMG SL 65が3383万円で、同日より販売を開始する。

SLCは1996年に世界初の電動開閉式ハードトップ「バリオルーフ」を備えた全天候オープンカー「SLK」として登場。デビューから20周年となる今回の新型モデルSLC 180、AMG SLC43の導入により、メルセデスのロードスターを表す「SL」と車格を表す「C」を組み合わせたSLCに刷新した。ラインアップはSLC 180(1.6l直列4気筒直噴ターボエンジン)、SLC 180 Sports(1.6l直列4気筒直噴ターボエンジン)、SLC 200 Sports(2.0l直列4気筒直噴ターボ)、AMG SLC 43(3.0lV型6気筒直噴ツインターボエンジン)の4車種。価格はSLC 180が530万円、SLC 180 Sportsが590万円、SLC 200 Sportsが685万円、AMG SLC 43が970万円。同日より販売を開始し、6月中旬の納車開始を予定している。

S クラス カブリオレは1961年から1971年に販売されたW111以来44年ぶりに復活したラグジュアリー4シーターオープンモデル。S 550カブリオレ(4.7lV型8気筒直噴ツインターボエンジン)、AMG S 63 4MATICカブリオレ(5.5lV型8気筒直噴ツインターボエンジン)、AMG S 65 カブリオレ(6.0lV型12気筒ツインターボエンジン)をラインアップ。価格はS 550カブリオレが2145万円、AMG S 63 4MATICカブリオレが2750万円、メルセデスAMG S 65 カブリオレが3417万円で同日より注文を受付を開始し、10月中旬以降の納車を予定している。

また、Sクラス カブリオレ発表を記念した特別仕様車AMG S 63 4MATIC カブリオレ Edition 130を設定。価格は3251万円で、7月6日まで期間限定で注文を受け付け、国内限定8台(世界限定130台)の販売となる。

発表会では1970年式の280 SE 3.5 Cabriolet(W111)などの名車も展示

「280 SE 3.5 Cabriolet (W11)」1970年式