WOWOWで9月放送予定の松山ケンイチ主演の新感覚時代劇『ふたがしら2』。放送に先立って主演の松山ケンイチ、共演の早乙女太一、そして入江悠監督からコメントが寄せられた。

松山ケンイチ(左)と早乙女太一

昨年放送された前作のラストで自分たちの盗賊一味「壱師」を築いた弁蔵(松山)と宗次(早乙女太一)。今回のドラマでは2人が頭となって江戸の頂点を目指す。その前に立ちはだかる新たな凶敵、前代未聞の究極のミッション、予測不能でスリリングな展開、そして前作以上に深く残酷な人間ドラマが描かれていく。

松山は「念願の続編を作っていただいたことを感謝しています。そしてほとんどのスタッフ・キャストがまた集結できたことも感謝します」とコメント。「壱師という闇の世界に生きるファミリーのお話です。楽しいこともあれば生き死にに関わる事件も起きる。普段味わうことの出来ないものを時代劇の裏稼業を通して見ることができる作品です。そして男の格好良さ、女の艶やかさを意識した作品でもありますので、美意識の高い人は必見です」と、ドラマの見どころを語った。

宗次役の早乙女は「前作から(弁蔵と宗次の)絆が生まれて結束が高まってからの"2"に繋がるので、違う関係性の中でのお芝居が出来ればいいなと思います。変化があったり、進化があったり、壊れる部分があったり、大変見どころがたくさん詰まったものになっていますので、ぜひ見てください」と、松山との共演に期待を寄せる。

そして今作でも監督を務める入江監督は「監督として初めて経験させていただいた京都での時代劇撮影、また挑戦できるのが何よりも嬉しいです。作品としてさらなるグレードアップを目指したいと思います」と喜びを述べると共に、「前回は向こう見ずな若者たちの冒険譚であり、旅立ちの物語でしたが、今回はどっしりと腰をすえた物語になります。演出的、撮影的にも前作を超えるスケールに挑戦したいと思います。ぜひご期待ください」と撮影への抱負を語った。