Googleは、同社の企業向けスイートGoogle Apps for Workにおいて管理対象端末で発生する重要なアクティビティを監視できるアップデートをオフィシャルブログで告知した。同機能は、Google Apps for WorkのプレミアムバージョンであるGoogle Apps Unlimitedライセンスで利用できる。

モバイル監査は、アカウント登録の変更/端末のアプリの変更/端末の不正使用/端末の OS アップデート/端末設定の変更/パスワードの入力失敗/不審な操作/仕事用プロファイルのサポートなどが対象となる。新機能により管理者は、ポリシーに基づいた判断が下せるようになる。

ブログによると、これまではユーザーが端末を紛失した場合、管理者はデータをリモートでワイプ(消去)するしかできなかったが、アクティビティから追跡記録を確認することで、端末をワイプせずにブロックを選択するといったことが可能になるとしている。なお、機能は管理者を対象に、数週間のペースで段階的に展開される予定。