タレントの明石家さんま(60)が、28日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『メレンゲの気持ち』(毎週土曜12:00~13:30)にゲスト出演し、"落ち込まない思考法"について語った。

タレントの明石家さんま

放送1000回目を迎え、さんまが300回記念以来となるゲスト出演。謎に包まれたプライベートを暴くべく、「Mr.ミステリアス 明石家さんまに聞きたい20の質問」と題したコーナーが設けられ、さんまは質問に次々と答えていった。

いつものようにスタジオを爆笑の渦に巻き込む中、珍しく真剣トークを繰り広げたのが、女優・三吉彩花(19)からの「最近お仕事で落ち込んだことは?」。さんまは「ない」と即答し、"落ち込まない"極意を語りはじめた。

さんまが分析する"落ち込む人"は「過信している」。さらに、「己を過信しているから落ち込むだけ。俺とか俺の周り、みんな過信なんかしていないよ。『できたはずなのに』とか。ストレスとかたまる人もみんな過信している」と続ける。

たとえ失敗したと感じた時でも、「『俺はまだまだ。ここまでか』と思って生きてる」。さんまにとっては「その日が頂点」で、「今日が俺の頂点なの。明日も人生の頂点。今日が頂点の出来栄えで、頂点じゃない時の方が面白かったとしても、今日は経験とかいろいろなものを交えて"頂点の日"」と考えているからこそ、「悔いはない」という。

また、自身の引退については、「一応、考えている」と告白。ツッコミが思い浮かばなくなった時や反応が鈍くなったと気づいた時が引き際で、「『お前はアレか!』って言い出したら俺、辞める!」と引退間際の自分を演じて見せ、最後はしっかり笑いを取って締めくくっていた。