お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(52)が、29日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)で、今年の「サラリーマン川柳コンクール」の結果について不満をぶちまけた。

ダウンタウンの松本人志

毎年恒例となっている「第一生命 サラリーマン川柳コンクール」。第29回となる今年は3万9,551句が集まり、約11万人が投票に参加。1位は6,305票を獲得した「退職金 もらった瞬間 妻ドローン」だった。

番組内でこのことが取り上げられると、松本は首をひねりながら、「いつも引っ掛かるところがあって。1位が……なんか……そんなに面白いか?」と言葉を選びながら疑問を投げかけた。今年1位になった作品については、「何にもかかってないじゃないですか」と指摘し、「ドローンは何にも関係ないから、全然1位じゃない。これを決めたやつのセンスを疑う!」「プロは全く納得していない!」と語気を強めた。

ゲストのナイツ・塙宣之(38)も「全く同じことを思っていました」と流れに乗り、「『喧嘩して 操縦できずに 妻ドローン』とか」と"ドローン"の正しい使い方を解説。松本はその例に納得しながら、「せめてドローンの機能がちょっと加わっているとか」「(1位の"ドローン"は)関係ないから!」と叫んで共演者を笑わせた。

一方で、「うまい」と評価しているのが、2位の「じいちゃんが 建てても孫は ばあちゃんち」、4位の「娘来て 『誰もいないの?』 オレいるよ」。ようやく落ち着きを取り戻した松本に対し、ゲスト・ウエンツ瑛士(30)は「そもそも、今つらいですよ。一般の人にプロがこんなにもキレるのを見るのはつらい……」と吐露。松本は恥ずかしそうに笑顔を見せつつ、「違うねん。この1位の人にキレてるんじゃないねん」と投票側へのダメ出しであることを強調していた。