Microsoftは26日(現地時間)、同社のServer&Cloud Blogにおいて、大西洋を横断する海底ケーブルを敷設するプロジェクト"MAREA"をFacebookと共に8月から開始することを発表した。

MAREA計画(同社オフィシャルブログより)

大西洋を横断する8つのファイバーペアは、最大160Tbpsの転送能力を持ち、米国のバージニアビーチからスペインのBilbaoを繋ぐ。このルート近隣には従来から敷設されていたケーブルがあったが物理的に、セパレートされているので、より安定した接続を米国とヨーロッパの顧客にもたらすことができるとしている。MicrosoftとFacebookは、通信インフラ企業とTelxius社とともにこのケーブル敷設に携わる。Telxius社は、システムのオペレートとキャパシティのセールスを行うことも掲載してある。

MicrosoftのFrank Rey氏は、「顧客やユーザーに対して、より安定した遅延の少ない接続を提供するためには、イノベーティブな方法でMicrosoftのクラウドとインターネットのインフラのアップグレードに持続的な投資をしなければならない。今回のプロジェクトは、次世代インターネットインフラ構築の新たなステップとなる重要な出来事」と述べている。