映画『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』の公開記念舞台あいさつが25日、東京・新宿バルト9で行われ、鈴木亮平、清水富美加、原作者のあんど慶周が登場した。

映画『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』の公開記念舞台あいさつに出席した鈴木亮平、清水富美加(左から)

パンティを被ると超人パワーを持つ正義の味方「変態仮面」へ変身する主人公・色丞狂介(鈴木)の活躍を描いた本作。2013年に公開された『HK 変態仮面』の続編となるもので、本作は世界中からパンティが消えてしまうという映画史上類を見ないストーリーとなっており、14日の公開から大ヒットを記録し、観客の満足度でもナンバー1となるなど、話題を集めている。

鈴木は「嬉しい感想を聞けてやって良かったと思っています。本当にくだらない映画ですが、普通の映画にかける以上の本気が詰まっているので、これからも愛して欲しいです」と観客に感謝した。また、あんどの「最初はパンティーじゃなくてお稲荷さんありき」という原作秘話に清水が「お稲荷さん先行だったんですね!」と反応。すると鈴木から「気をつけろよ!」と目の前の報道陣に対する注意を促されるも「アブノーマルな夜なんですから記者さんの心配なんかしてられないです。ヤバイ見出しにしてください!」とお構いなしで、自身の変態性についても「今回は(清水が演じた)愛子ちゃんの『変態仮面より狂介くんの方が良い!』というセリフで清水富美加的に愛子ちゃんプリプリしすぎじゃないかなと思いました。この変態あっての街の平和ですから、自分の中では前作より変態性は必要不可欠なものに変わってきました」と明かして会場を驚かせた。

この日のイベントでは、アジアのみならず、欧米を含めた20カ国以上での公開も発表。主演の鈴木は「前回はアジア中心でしが、今回は欧米にも注目されてだんだん変態の和が広がっていく感じがあります。前作の時に福田雄一監督と『日本はもちろん、海外でも受ける映画にしたい』と話していましたが、それが現実になってうれしいですね」と笑顔を見せれば、清水も「遠く離れたところまで広がっていることは世界中に変態がいる証明。人類=変態じゃないですか! この映画が響かない訳がないと思います」と自信を見せていた。