俳優のディーン・フジオカや野村周平らが、旅と音楽で繰り広げる日本テレビのドキュメンタリー特番『ディーン・フジオカ&アジアの友 We are Asia』(6月11日深夜1:25~2:25、関東ローカル)の公開収録がこのほど、インドネシアの世界遺産・ボロブドゥール遺跡で行われた。

ステージに登場したディーン・フジオカ=日本テレビ提供

この番組は、香港でデビューして台湾でブレイクしたディーンや、中国語が堪能な野村など、アジアに縁のあるアーティストたちが、アジア各地で"笑顔のかけら"を収集していくというもの。ディーンは、3ピースピアノバンド・WEAVERとともにインドネシアを訪れ、野村は香港をBMXで駆け抜け、エンタテインメント集団・白Aはカンボジアの孤児院で子どもたちと音楽の交流を展開し、ゴールとなるボロブドゥール遺跡で、1つのパフォーマンスを繰り広げるというプロジェクトだ。

出演者と観客で集合写真=同

このパフォーマンスの収録は、インドネシアとタイの視聴者や、地元の子供たち総勢200人を招いて実施。ディーンは「世界遺産の前でこんなことをできたということに感動しました。集まってくださったお客さん、仲間として一緒にここに来ることができた皆に感謝します」と呼びかけた。

WEAVERも「その国ならではの伝統的な音楽に触れることができ、一緒に演奏できたことは、本当に一生の記憶に残る最高の一日だった」と満足の様子。白Aは「自分たちだけではなく、子供たちの協力があってこのパフォーマンスができた」と語り、ライトアップされた遺跡をバックに作られた特設ステージでの言語を超えたパーフォーマンスに、観客は大いに盛り上がった。

このプロジェクトは、日本テレビでの1時間番組に加えて全5話(予定)を制作し、CS・日テレプラスで7月3日から放送(毎週日曜24:00~予定、7月17日は休止)。さらに、香港、インドネシア、タイ、カンボジアで放送されている、アジアのエンタテインメント専門チャンネル「GEM」で、6月19日からゴールデンタイムで放送される。