TVアニメ『orange』の本ビジュアル

累計発行部数は400万部を突破し、実写映画の興行収入が32億円を記録した青春SFコミック『orange』。2016年7月よりTVアニメ化が決定している本作の本ビジュアルが公開された。

ティザービジュアルにも、松本市のマンホールなど物語の舞台にゆかりのある要素が含まれていたが、今回の本ビジュアルでは松本の美しい風景が開放感のあるビジュアルとして描かれており、キャラクターデザイン・結城信輝氏描き下ろしの菜穂、翔、須和、あずさ、貴子、萩田が空を見上げている橋は、松本市東部の「筑摩橋」。橋の下を流れる「薄川」の奥には、日本百名山の一つである「美ヶ原連峰」が雄大に描かれている。

青く澄み切った空に置かれた「未来の涙が、私を変えてくれた。」というキャッチコピーが、友情ため、切ない恋のため、そしてに未来を変えるために、懸命に生きていく菜穂たちを表しているようにも見える、まさにTVアニメ『orange』の持つ、美しいキャラクターと風景描写にさらなら期待が持てる新ビジュアルといえそうだ。

さらに、物語の中で菜穂と翔にとって大切な場所となる「あがたの森公園」と菜穂の部屋のイメージボードも公開されたので、あわせて紹介しておこう。

「あがたの森公園」を実景写真(右)と比較

菜穂の部屋

(C)高野苺・双葉社/orange製作委員会