パナソニックESネットワークスは5月24日、主にネットワークカメラ接続用として全ポートギガビット対応で、1ポートあたり30Wまで給電が可能なPoE Plus給電スイッチングハブ「GA-AS12TPoE+ (12ポートタイプ)」ほか全3機種を9月1日から発売すると発表した。

新たに発売するのは、6ポートの(給電可能なポートは4ポート)「GA-AS4TPoE+」、12ポートの(給電可能なポートは10ポート)「GA-AS10TPoE+」、14ポートの(給電可能なポートは12ポート)「GA-AS12TPoE+」。価格(税別)はそれぞれ、70,000円、90,000円、 110,000円。

左から「GA-AS4TPoE+」、「GA-AS10TPoE+」、「GA-AS12TPoE+」

新製品は、VLAN機能やポートグルーピング機能を搭載。また、「GA-AS4TPoE+」にはネットワークカメラが4台、「GA-AS10TPoE+」には9台接続することができるため、カメラの映像確認として一般的に使用されている4分割モニタや9分割モニタに最適だという。

ネットワークカメラの接続例

さらに、「日本語WEB管理機能」を搭載しており、Webブラウザを使って日本語かつグラフィカル表示により、機器の設定、状態管理が行えます。ポート設定やVLAN設定などをマウスを使って行え、PoEの設定やPoEの給電状態も表示可能。

そのほか、同社製スイッチングハブサポートアプリケーション「ZEQUO asssit Plus」(無償)を使うと、接続端末のリンクがダウンしたとき等の異常時に、メール、ポップアップ、音声での通知が可能。また、ネットワークカメラ等からの応答(Ping監視)がなくなった場合、自動でPoE給電をOFF/ON することで、ネットワークカメラを再起動(オートリブート)させ、普及させることもできる。