ソースネクストは5月23日、留守番電話メッセージをテキスト化するスマートフォンアプリ「スマート留守電」をリリースした。使用料はAndroid版が月額290円(税抜)、iOS版が360円(税込)。日本国内のほか、海外でも発売する。

スマート留守電は、録音した留守電メッセージをテキスト化し、スマートフォンに通知を送るアプリ。ニュアンス・コミュニケーションズの音声認識技術により、留守電メッセージを自動で文字に起こす。アプリ上で留守電メッセージの再生も行える。留守電メッセージの音声やテキストは、無制限で保存できる。

従来の留守番サービスとの比較

電話番号や住所などもテキスト化が可能。たとえば、メッセージ内に電話番号が録音されている場合、テキスト化された電話番号をタッチするだけで折り返しの電話がかけられる。

電話の折り返しもアプリ上で操作可能

テキストの気になる部分をタッチすると、そこから読み上げを始める「このへん再生」機能も搭載

テキスト化された留守番メッセージはメールで送信可能。メールには留守電メッセージの音声ファイルが添付される。海外渡航中に留守電メッセージを確認する場合は、日本の留守番電話サービスセンターへの電話が必要なため国際電話料金が発生するが、スマート留守電では電話料金なしでメッセージを確認できる。スマートフォンの電話帳に登録されていない番号は、590万件のデータと照合し、発信者の名称を表示する。

テキスト化した留守電メッセージはメールで送信できる

スマート留守電をダウンロードすると、留守電メッセージを転送するための専用電話番号をユーザーごとに発行。1つのアカウントで複数端末の留守電メッセージを受信でき、アプリをダウンロードしたスマートフォンとは別の端末や固定電話が受信した留守番メッセージもテキスト化し、アプリ上で読める。

同日開催された発表会には剛力彩芽さんが登場。発表レポートは追って掲載する