ジャストシステムはこのほど、「ふるさと納税アンケート調査」の結果を発表した。調査は5月11日~16日、20歳以上の男女560名を対象にインターネットで行われた。

8割超が認知するも、7割が経験なし

調査によると、ふるさと納税に「行ったことがある」人は12.1%、「知ってはいるが、行ったことはない」が72.0%と、その認知度は84.1%だった。

「ふるさと納税を知るきっかけとなった情報」

ふるさと納税を認知したきっかけは、「テレビの情報番組(26.5%)」や「テレビのニュース(26.3%)」など、テレビの影響が大きいよう。また、認知したときの情報の内容としては、「お礼の品が魅力的なこと(69.3%)」が最も多かった一方で、「地域の文化や産業を支援できる(30.5%)」「地震・台風・豪雨などの被災地域を支援できる(19.5%)」「環境保全や動植物の保護活動を支援できる(13.9%)」など、特定対象への支援方法の一つと紹介されたことも認知のきっかけになっていることがわかった。

ふるさと納税の支払い方法についても調べたところ、「クレジットカード(51.5%)」が最も多かったが、20代に限っては、「クレジットカード払い(16.7%)」よりも、「銀行での口座振り込み(38.9%)」や「キャリア決済(33.3%)」を利用する人の方が多かった。

今後寄付するなら「被災地」へ

最後に、ふるさと納税未経験者に「今後寄付したい自治体」を聞いたところ、「お礼の品が魅力的な自治体(59.9%)」に次いで、「被災地の自治体(27.4%)」や「被災地の代理受付自治体(19.8%)」を選ぶ人も多かった。なお、ふるさと納税経験者のうち9割が「今後もふるさと納税をしたい」と回答している。