5月17日(現地時間)、MicrosoftはWindows 7 SP1およびWindows Server 2008 R2 SP1を対象に、過去の更新プログラムを一括してインストールできる「Convenience rollup updates」を公開したことを公式ブログで明らかにした。また、Windows 8.1やWindows Server 2012、Windows Server 2012 R2に対しても、非セキュリティ更新プログラムを1つにまとめた更新プログラムを毎月提供する。

Convenience rollup updateはMicrosoft Updateカタログからダウンロードできるが、使用にはActiveXコントロールのインストールが必要なため、必然的にInternet Explorerを使用しなければならない。なお、ダウンロードできるMicrosoft Updateスタンドアロンパッケージだが、Windows 7用は約316.0Mバイト、Windows 7 for x64-Based Systems用は476.9Mバイト、Windows Server 2008 R2 x64 Edition用は476.9Mバイト。

ただし、KB3125574をインストールしても、Microsoft App-V バージョン4.5/4.6/5.0は正常に動作しないため、レジストリの修正が必要だ。さらにいくつかの更新プログラムは手動インストールが必要となる。

Microsoft Updateカタログで公開された「KB3125574」=「Convenience rollup Update」

阿久津良和(Cactus)