米Googleは5月18日(現地時間)、Androidの次期メジャーアップデート「Android N」(コードネーム)のベータ版に相当する「Android N Developer Preview 3」の提供を開始した。
Android Nのプレビュー版は、新しいJITコンパイラ、マルチウインドウ、ダイレクトリプライなどを搭載したDeveloper Preview 1(アルファ版)、3DレンダリングAPI「Vulkan」のプレビューを備えたDeveloper Preview 2(アルファ版)を経て、今回のベータ版に至る。今後4~6週間の間隔でアップデートを重ね、今年第3四半期に正式版のリリースになる予定だ。
ベータ版になったことで導入に踏み切る開発者やユーザーの拡大が予想されるが、Android N Developer PreviewはOTA(Over-The-Air)で簡単に導入できる。希望者はAndroid Beta Programのページにアクセスしてサインインし、導入したい端末を登録する。対象デバイスは、Nexus 6P/6/5X、Nexus 9、Nexus Player、Pixel C、Android One(General Mobile 4G)など。またソニーのXperia Z3所有者は、同社のN Developer Previewプログラムを通じて参加できる。