富士通システムズ・ウエストは5月17日、小・中・高等学校向けにタブレット運用を支援するパッケージソフトの新バージョン「FUJITSU 文教ソリューション future瞬快 (フューチャーしゅんかい) V2」 を6月20日より販売開始すると発表した。

新版の特徴は、「利用者のデスクトップ画面をログオン時にあらかじめ規定したデスクトップに統一する簡易復元」と「システム全体をOS再起動時に完全に復元する環境復元」を実装し、個別にまたは組み合わせて利用できる「デュアルリフレッシュ機能」が追加された点。

デュアルリフレッシュ機能の概要

同機能により、多様化する環境維持のニーズに幅広く対応することが可能となり、運用開始後も、タブレット利用状況に合わせて復元方法の変更や環境維持方法を調整できる。

また、Windows 10(Pro/Enterprise/Education/Enterprise 2015 LTSB)に対応したほか、他社製ソフトと連携することで、シングルサインオン連携とユーザーマスタのインポート/エクスポート機能の強化が実現されている。

操作性の向上に向け、タブレット端末でのタッチ操作をより快適に行えるよう、画面モニタリングや環境切り替え時の先生コンソールが改善され、「future瞬快」のコンソール画面から「瞬快」のコンソールを呼び出しする機能が提供されている。

「FUJITSU 文教ソリューション future瞬快 V2」の価格は7500円からとなっている。