5月16日(現地時間)、MicrosoftはUWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)アプリケーションの「OneDrive」をバージョンアップしたことを公式ブログで明らかにした。OneDrive.comはMicrosoftが提供するオンラインストレージサービス。Windowsのバージョンアップと仕様変更に伴なって、Windows 10ではクラウドとローカルストレージの自動同期機能に留まり、Windows 8.x時代のWindowsストアアプリ版であったクライアントは用意していなかった。

OneDriveへの接続はMicrosoftアカウントを必要とし、OneDrive for Businessへ接続するには所属する組織が対象となるSharePoint Online、またはOffice 365ビジネスサブスクリプションプランへの加入が必要。そのため、本アプリケーションを使用し、自社のSharePointライブラリへのアクセスも容易になる。筆者が確認した限りでは、先週からリーク版がインターネット上に出回っていた。なお、Windows 10 Mobileには既にUWPアプリケーションが提供されていたが、今回Windows 10で使用できるのもバージョン17.10.1となる。

エクスプローラーからのドラッグ&ドロップにも対応している

阿久津良和(Cactus)