メルセデス・ベンツ日本は12日、「メルセデスAMG GT」「メルセデスAMG GT S」を一部改良して発売し、同時に特別限定車「メルセデスAMG GT S 130th アニバーサリー エディション」も発売した。

「メルセデスAMG GT」

「メルセデスAMG GT」は、「SLS AMG」に続くメルセデスAMGによる完全自社開発スポーツカーの第2弾。今回の改良では、人気の高いオプション装備を数多く標準化した。おもな変更点として、「メルセデスAMG GT」にベーシックパッケージを標準装備。同パッケージにはナッパレザーシート(シートヒーター付)、キーレスゴー、ハンズフリーアクセス、メモリー付パワーシート(運転席・助手席)、電動チルト&テレスコピックステアリング、イージーエントリー、リバースポジション機能付ドアミラー、プライバシーガラスが含まれる。

「メルセデスAMG GT S」では、エクスクルーシブパッケージとAMGダイナミックパッケージプラスの一部を標準装備とした。これにより、AMGパフォーマンスシート、Brumesterサラウンドサウンドシステム、盗難防止警報システム(牽引防止機能・室内センサー)、ダイナミックエンジントランスミッションマウント、AMGパフォーマンスステアリング、イエローメーターゲージが標準装備となる。さらに、両グレードともにメタリックペイントが標準となった(ダイヤモンドホワイトなど一部のカラーを除く)。

「メルセデスAMG GT S 130th アニバーサリー エディション」は、自動車誕生130周年を記念して発売される特別限定車。「メルセデスAMG GT S」をベースに、通常はオプションにも設定がない専用エアロパーツを特別装備した。軽量なマットブラックペイント19/20インチアルミホイール(鍛造)も採用し、インテリアにはナッパレザーをふんだんに使用。サイドサポートを張り出してコーナリング時のホールド性を高めつつ、ツートーンカラーのナッパレザーを組み合わせたAMGパフォーマンスシートも採用した。

価格は「メルセデスAMG GT」が1,650万円、「メルセデスAMG GT S」が1,930万円。「メルセデスAMG GT S 130th アニバーサリー エディション」は2,140万円で、8月31日までの期間限定販売となる(価格はすべて税込)。