NTTドコモの加藤社長が退任、吉澤副社長が新社長に

NTTドコモは13日、現代表取締役副社長の吉澤和弘氏を、同社代表取締役とする人事を発表した。理由は「新たな経営体制のもと、更なる発展をめざすため」。現代表取締役社長の加藤薰氏は退任し、同社取締役相談役に就任する予定。

吉澤和弘氏は昭和30年6月21日生まれの60歳(2016年5月時点)で、昭和54年4月に日本電信電話公社に入社した。副社長への就任は平成26年で、2016年5月現在は技術、デバイス、情報戦略を担当している。

同社代表取締役副社長の坂井義清氏も退任し、新たに阿佐美弘恭氏および中山俊樹氏(いずれも現取締役常務執行役員)らが代表取締役副社長へ就任する。この人事は2016年6月16日の株主総会および取締役会で、正式決定する。