米GitHubは5月10日(現地時間)、GitHub.comの有料プランの料金体系を改定した。個人および組織がプライベートリポジトリを制限なく作成できるようになった。

これまでGitHubの有料プランは「5個まで:7ドル/月(個人Micro)」、「10個まで:12ドル/月(個人Small)」というようにリポジトリ数に基づいた料金体系になっていた。それが以下のようなユーザー数に基づいた料金に改められた。

  • 個人:7ドル/月
  • 組織:9ドル/月 (最初の5人:25ドル/月)

個人の場合、従来のMicroプランの価格で作成できるリポジトリが無制限になるので、多くのユーザーにとって実質的な値下げになる。パブリックなリポジトリやオープンソースプロジェクトは引き続き無料だ。

自由なリポジトリ作成がGitの長所であり、それがパブリックプランでは活かされていたが、有料サービスではリポジトリが制約になっていた。プライベートにおいても、個人やチームが自由にコラボレートできるように変更したとしている。