日本ノーベルは5月10日、カーナビやスマートフォンの組込み機器のソフトウェアテストを自動化する「Quality Commander」の最新版「Quality Commander 7」を7月1日にリリースすると発表した。

Quality Commanderは機器の操作、実行結果の判定を自動で行い、結果をデータベース化するシステム。ロボットを使用した実機操作の自動化、スクリーンショットが取れない機種でもテストを可能にするカメラを使用した画面キャプチャなどを特徴とする。

Quality Commander 7では車載機器向けの機能を強化し、スマートフォンとの接続やシミュレータを連携させた複雑案テストの自動化に対応。また、静止画を取得するPICコマンド実行時に、任意の画像を取り込める機能を追加するなど、画像判定のバリエーションが追加された。また、テストシナリオ実行中のCSVデータの読み込みに加え、書き出しにも対応した。

なお、同システムは5月11日~13日まで東京ビッグサイトで開催される「2016 Japan IT Week 春 第5回 IoT/M2M展」で展示される予定。