日本Shuttleはこのほど、同社製ベアボーンをベースとした小型PC「R8 Z1700」「XH1100V」「DH1100」「NC1000U」を発売した。いずれもオンライン専売モデルとなる。価格は「R8 Z1700」が85,800円から、「XH1100V」が53,800円から、「DH1100」が48,800円前後、「NC1000U」が36,800円から。

キューブ型PC「R8 Z1700」

新設計のR8シャーシを採用し、最大4台の3.5インチHDDや最大267mmまでの拡張カードが搭載可能なハイスペック志向のモデル。サーバやゲームなど幅広い用途に利用できるという。

R8 Z1700

標準構成は、CPUがIntel Pentium G4500(3.5GHz)、チップセットがIntel Z170、メモリがDDR4 4GB×2、ストレージが500GB SATA HDD、電源が500W 80PLUS SILVER、OSがなし。BTOに対応し、CPUはCore i3-6300 / Core i5-6600 / Core i7-6700 / Core i7-6700Kといった第6世代Coreプロセッサの選択が可能。また、M.2 SSDや3.5インチHDDのRAID、外付けグラフィックスカード、OSなどが追加できる。

また、「R8 Z1700」のストレージを500GB SATA HDD×2基のRAID構成に変更したR8 Z1700(RAID)は93,800円から。

豊富なインタフェースを備えた「XH1100V」

小型筐体ながら光学ドライブの搭載が可能。また、2基のギガビット対応有線LANをはじめとして、USB 3.0やHDMI、Displayport、D-sub、シリアルCOMポート(RS232)といった幅広いインタフェースを備える。

XH1100V

標準構成は、CPUがIntel Celeron G3900(2.8GHz)、チップセットがIntel H110、メモリがDDR3L 4GB、ストレージが320GB SATA HDD(2.5インチ)、光学ドライブがDVDスーパーマルチ(スリムタイプ)、電源が90W ACアダプタ、OSがなし。こちらもCPUの変更やメモリ、ストレージ、OSの追加に対応する。

エントリー向けのスリムな「DH1100」

コストパフォーマンスを重視したエントリー向けスリムPC。肉厚な鉄板に折り返し処理や波形処理を施し、ねじれや変形のしにくい筐体を採用するほか、温度変化に強い固体コンデンサを用いている。

DH1100

標準構成は、CPUがIntel Celeron G3900(2.8GHz)、チップセットがIntel H110、メモリがDDR3L 4GB、ストレージが320GB SATA HDD(2.5インチ)、光学ドライブがなし、電源が90W ACアダプタ、OSがなし。CPUの変更やメモリ、ストレージ、OSの追加に対応する。

厚さ29mmの薄型PC「NC1000U」

高さ29mmの薄型筐体を採用した小型PCで、Broadwell世代のモバイル向けCPUを搭載。ギガビット対応有線LANに加えて、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0モジュールを搭載する。

DH1100

標準構成は、CPUがIntel Celeron 3205U(1.5GHz)、メモリがDDR3L 4GB、ストレージが320GB SATA HDD(2.5インチ)、光学ドライブがなし、電源が65W ACアダプタ、OSがなし。CPUの変更やメモリ、ストレージ、OSの追加に対応する。