「VRデバイス」の購入意向、一番人気はダントツであの機種 - MMD研究所調査

MMD研究所は2日、「VR(バーチャルリアリティー)に関する意識調査」の結果を公開した。それによると、VRデバイスを知っていると回答した人のなかで最も購入したいという回答が多かったのは、「PlayStation VR(PS VR)」だったという。

同調査は、15歳以上59歳以下の男女2,204人を対象に行ったもの。VRについて、考えに近いものを聞いたところ、「VRという言葉は、まったく知らなかった」が35.3%で最多、「VRデバイス(ヘッドセット、ゴーグル)についても知っているが、興味がない」が21.0%、「VRデバイス(ヘッドセット、ゴーグル)についても知っていて、興味もある」が20.7%となった。この質問から、VRについて「認知」が64.7%、「商品認知」が45.4%、「商品興味」が24.4%、「(実際の)購入・予約」が3.7%という結果になった。

続いて、VRと聞いてイメージするものについて聞くと「まるでその場にいるような体験ができる」が39.2%で最多、「3Dの迫力ある映像が楽しめる」が2番目に多く32.3%だった。また、VRデバイスでやってみたいことについても質問。「臨場感のある3Dゲームの体験」が63.2%で最も多く、「車や飛行機などを運転する体験」が50.3%、「観光地に訪れたかのような体験」が48.6%だった。

先述の「VRデバイスに興味がある」と回答した男女457人に対し、知っているVRデバイスについて複数回答で質問すると、「PlayStation VR(PS VR)」が47.7%で最多だった。購入意向についても「PS VR」が41.5%と最も多く(「特にない」を除く)、2番目に多かった「Oculus Rift」の13.8%を大きく上回った。